mas ciclismo .... 2009 ツール・ド・フランス 便り

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2009年7月10日 ツール第7ステージ : バルセロナ 〜 アンドラ・アルカリス <スペイン>

プロトンがスタート。山岳の第一関門アンドラを目指す。

アンディ・シュレックは大御所ランスと会話中。

やはりスタート後の新城幸也選手。明るい表情で出発。(ツーレ撮影)昨日ゴール地点で観戦したご夫妻に今日スタート地点で 会って聞いた話では、ゴール際の幸也選手に「お疲れさまでした!」と声をかけたところ、やはり笑顔で こたえてくれた、とのこと。


アスタナのチームカーの周囲にはすごい人だかり。ただし今日ばかりは、ランスよりコンタドールの 応援のほうが多かったかもしれない。コンタドールが登場したときは、会場内やんややんやの歓声だった。

スタート地点に向かう途中、フミに、アスタナのメカニックのクリスが声をかけた。 元同じチーム(ディスカバリー)で親友なのだそうだ。 写真は、その後、日本人カメラマンに挨拶中のフミ。 「山のてっぺんでお会いしましょう」と笑顔を見せていた。

今日、スタート地点で突然声をかけられた。ちょっとコンタドールを彷彿とさせるような青年だ。「ランス・アームストロングはなんていうチームにいるのですか? 彼のチームはもう到着してますか?」と。
アスタナというチームにいて、チームカーはすでに到着している旨伝える。広い会場だったので、チームカーまで 案内することに。

聞けばバルセロナ在住のコロンビア人だという彼。「コフィディスのドゥケやケスデパーニュの ウランがコロンビア人だけど、そっちはいいの?」と聞くと、2人のことは余りよく知らないようで、「ランスが好きだから」と言う。

それにしても、ツールのことをよく知らずに来て、情報を得るのにアジア人の私に聞くというのはちょっと驚き。 一昔前ならありえなかったのでは?さらにモンペリエでも、こんなことが あった。

チームカーのパーキングで、フランス人ジャーナリストから、いきなり「フスホフトはどこのチーム?チームカーはどこ?」 と質問を受けた。会場は人でごった返していたのに、なんで私に聞くのだろうと思いつつ、サーベロのチームカーの 場所を教えた。

フスホフトのチームも知らないジャーナリストも珍しいと思いつつ、「おたく、どちらの記者?」と聞くと、 「ペルピニヤンの地方紙で、自転車は専門じゃないんです」と。なるほど・・・

恐らくコロンビア人の彼も、ペルピニヤンの記者も、基本的なことを知らないのが恥ずかしいので、フランス人には 聞きにくかったのでは、と思う。その上でアジア人を選んだというのは、今や日本人がツールに出場したりして、 アジア人=ツールを知らない、というイメージが少し払拭されているのかな、などと感じたのだった。

スペインスタートということで、オラーノと、フアン・フェルナンデスが来ていた。 フェルナンデスは元ビタリシオセグロス/(スキャンダル後の)フェスティナの監督を勤めた人。(2枚目) 今日は、通信会社オランジュの関係者として当地入りしたそうだ。

そしてバルセロナといえばフレチャの地元。彼女のルールデと彼女のママが来ていた。 ママは将来の娘婿フレチャにぞっこんの様子。

レースの方は、フェイユ弟やウィギンスなど、ダークホース的な人の活躍に驚くと同時に、これはますますアスタナの 主権争いの行方が気になる展開になってきた。


1日遅れの写真x2枚。昨日の様子。

ゴール地点にはトップとの時間差が出るようになっている。丁度6分15秒を過ぎたあたりで、新城幸也選手を含む グルペットがやってきた。


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